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3カ年計画中に国内たばこの値上げ実施へ=JT

 日本たばこ産業(JT)の木村宏社長は15日、ロイターとのインタビューで、2012年3月期を最終年度とする中期計画中に国内たばこの値上げを実施したいとの意向を明らかにした。

 ただ、現在はモノの値段が下がっている状況にあり、値上げするタイミングではないと指摘し、値上げ実施には経済が回復傾向になることが条件だと述べた。一方、同社の海外たばこ事業の成長をけん引しているロシアについては、モスクワとサンクトペテルブルグにある2工場がフル稼働で生産しており、2工場の生産効率を高めるほか、将来的には新工場建設などで生産能力を拡大する必要もあるとの考えを示した。

 <たばこ値上げは経済回復途上で実施>

 2012年3月期を最終年度とする中期計画期間中も、国内たばこの販売数量については「右肩下がりで見ざるを得ない」とした。喫煙者となる20歳以上の人口の伸びが止まっていることに加え、喫煙者率が激減する60歳以上の人口が増加するため。同社では、3ブランドへの資源集中やコンビニエンスストアでの販売強化などマーケットシェアを高める施策を継続していく方針。

 ただ、シェアが高まるとしても、需要の減少はカバーしきれない状況にあり、商品の値上げも検討する。中期計画では、国内たばこ事業の目標を『09年度EBITDA水準の維持』としており「値上げしないとかなりチャレンジングな数字であることは事実。いつかは値上げをする意思と取ってもらって良い」と述べ、「日本は価格弾性値が高く、最も価格に敏感。消費者が納得する正当性が必要であり、ブランドエクイティを育てる施策と併せ、慎重かつ果断に決断する」と値上げに向けた意思を示した。

 値上げは、増税と時期を合わせずに実施する可能性もあるという。仮に増税がない場合の値上げでは「全銘柄一律の値上げは全く考えていない」と述べた。値上げの時期については「かなり慎重に判断していく。足元はものの値段が下がっている状況。今を値上げのタイミングとは思っていない。世の中全体が回復途上にないとできない」と語った。

 <ロシアの生産拡大、2000億本の生産余地も念頭に>

 同社の海外たばこ事業の成長をけん引しているロシアについては、モスクワとサンクトペテルブルグにある2工場で生産を行っているが、フル稼働で生産しており、生産能力の増強や新工場の建設などを考えざるを得ないとした。「現在は、機械の高速化などで既存工場のキャパシティを増やす段階にある」としたうえで「工場の数を増やすか、大きな工場を2つにするか――。既存2工場は敷地が目一杯で、機械の高速化しか生産増強手段がない。何か考える必要がある」と述べた。現在、2工場で約1500億本の生産を行っているが「すぐに設備投資するのではなくても、2000億本の生産への拡大余地を持ったプラン、工場設計にしたい」としており、新工場の建設も視野に入れて検討を行う。

 ロシア市場においては「最も高級な製品分野のシェアが低い。持続的な成長のため、バランスの良い銘柄配置が必要で、ブランドを育てるためのマーケティング投資が次の課題」と指摘した。

 <為替の変動大きく、上方修正判断は時期尚早>

 2010年3月期については、国内市場、海外市場ともに販売状況は想定通りで推移している。ただ「為替はフェイバラブル(有利に)推移している」と指摘。例えば、ロシアルーブルは1ドル=36ルーブルを前提としているが、足元では31ルーブル程度で推移している。現在の為替レートが続けば、ドルベースのEBITDA25億ドル見通しに対して3億ドル程度のプラス要因になるという。

 ただ「週単位でみると(為替の)変動は大きいため、まだ、前提を変えるには至っていない。今、上方修正を確信する状況ではない」と述べ、業績を上方修正するには時期尚早との考えを示した。海外たばこ事業で柱となっているロシアの経済は原油価格によって大きく左右されるが、原油価格が急ピッチに上昇したために反動が起こるのではないという懸念もあり、中間決算時までは慎重に見ていく姿勢だ。

 木村社長は「将来のための投資の手は緩めない」と強調。煙の出ないたばこなど次世代のたばこ作りの研究への投資も行っていくと述べた。

 非たばこ事業のうち、医薬品事業は2品目がフェーズ3に入り「楽しみなフェーズに入ってきた」と指摘。「ひとつでも上市すればあっという間に黒字転換できる。今中計中には上市までいかない。次期中計(2013年3月期―2015年3月期)では上市できるだろう」との見通しを示した。一方、食品事業は、自前成長を軌道に乗せていく時期だとし、冷凍食品と一部常温食品に絞って競争力を高める方針。将来のM&Aについては「否定はしないが、セルフファンディングでやれるようになりたい」と述べた。

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